移住する地方都市の決める4つのポイント
こんにちは、きよおかです。
今回は、郊外の地方都市へ移住するときに、移住先をどうやって決めたかについて書きました。
私自身、起業する際に、住む場所も替え、地方都市に移住することにしました。(引っ越しは10月)
今回は、その時の決め方を、4つのポイントにまとめてみました。
「あぁ~、なんとなく地方都市に住みたいけど、どうやって場所を決めたらいいの?」
それは、次の4つのポイントから考えるといいですよ!
都心に出れる地方都市に移住を考えている人には、とても参考になると思います。
(反対に、限界集約やポツンと一軒家みたいな移住先を計画している人には、向いていません)
今回、私がおすすめする4つの視点は、以下の通りです。
【移住する地方都市の決める4つのポイント】
1)都市の財政状況
2)働き先を探しやすい場所
3)車がなくても生活できる場所
4)移動のしやすさ(利便性)
これから、1つ1つ説明していきます。
1)都市の財政状況
都市の財政状況は、あらゆるコストに効いてきます。
影響が大きなところでいえば、国民健康保険の差額は、バカにならないです。
国民健康保険の費用は、年収にもよりますが、高い自治体と安い自治体で2倍以上の差があります。
例えば、「40代、4人家族、年収550万円、固定資産税10万円」の家族の場合、次のような差がでます。
東京都大島町:349,390円(全国平均より218,806円安い)
東京都葛飾区:540,660円(全国平均より27,536円安い)
同じ東京でも、20万円の差がでます。
これって、めっちゃ大きいですよね。
高いところだと、
です。
これを見ると、神戸には住めない・・・。
※金額は、以下のサイトで調べました。
ちなみに、私が移住先に選んだ地方都市は、財政は恵まれています。
ですので、国民健康保険の費用は、全国平均よりもかなり安い金額でした。
国民健康保険の費用は、そのまま固定費に効きます。
なので、移住先の財政状況は、かなり重要な要素になると思います。
財政状況は、図書館や公共のスポーツ施設、ゴミ袋の価格の安さなど、色々な所に効いてくるため、必ずチェックしておきましょう。
また、住民税は全国一律ですので、調べなくても大丈夫です。
ですので、移住を考えたら、地方自治体の財政状況ランキングなどを調べるのは、よい方法だと思います。
2)働き先を探しやすい場所
移住先でお金がなくなった時に、気軽に働ける場所を選んでおくのがよいでしょう。
田舎や限界集約でも 仕事はありますが、郊外の地方都市だと、探しやすさが違います。
飲食店や小売店のアルバイトなら、すぐに見つけることができるでしょう。
また、ウーバーイーツが参入している地域だと、自転車があれば、すぐに小銭が稼げます。
そのため、ある程度、飲食店や小売店の数がある街を選んでおくと、いざというときのセーフティーネットになります。
また都心にでれる場所なら、週に1~2回出勤して、残りはテレワークという働き方もできます。
なので、選択肢が増えるため、都心にアクセスできる地方都市は、とても魅力的です。
3)車がなくても生活できる場所
車の維持費って、どれくらいか知っていますか?
なんと、コンパクトカーの場合、維持費だけで、44~47万円もします。
これって、けっこうなコストですよね。
「田舎ぐらいし=生活コストが安い」と思っているかもしれませんが、田舎だと、車が人数分ないと生活できないなんてこともあります。
これは、それなりのコストですよね。
ですが、都心にでれる田舎なら、車がなくても大丈夫です。
今の時代なら、買い物のほとんどをネットで済ませることができます。
なので、スーパーが近くにあれば、ほとんど困らないでしょう。
※さきほど説明した車の維持費ですが、内訳は以下の通りです。
排気量1.5ℓのコンパクトカーを例に、維持費の内訳を見ていきましょう。
・自動車税 3万500円
・自動車重量税 1万6400円
・自賠責保険料 1万775円
・自動車保険 約8万5000円
・燃料費 約10万4000円
・駐車場代 約10万円
・メンテナンス費 約5万3000円程度です。
上記の条件だった場合、月間の維持費は約3万6000円前後で、年間だと約44~47万円ほどかかる計算になります。
引用元:グーネット買取ラボ 車の維持費は将来でいくらかかるのか?
https://www.goo-net.com/kaitori/kaitori-satei/izihi-gimon/2540/
つまり、車がいらないってだけで、かなりの額が節約できるのです。
関連記事
こちらの記事でも生活コストを下げる方法を書いています。
4)移動のしやすさ(利便性)
やはり、郊外都市のよいところは、都心へのアクセスです。
私が選んだ移住先は、都心まで1時間30分くらいかかりますが、有料特急に乗れば、パソコンを開きながら作業することもできます。
なので、ネット起業する私にはピッタリです。
つまり、仕事や生活スタイルと都心へのアクセスの相性の良さは、大きなポイントになります。
都心にでる頻度が、月に1度なのか、週に1回なのかを見極め、移住先を決めましょう。
「限界集落に住みたい」という方でなければ、たまに都心にでれると、ストレス発散にもなります。
なので、アクセスの良さは、とても重要なポイントです。
まとめ
郊外の地方都市に移住するとき、場所を決める4つのポイント
・住む地方により、国民健康保険は、倍以上の差がある
・働きたくなった時に働き先を選びやすい場所がいい
・車を持たなくて済むと、節約できる
・都心へのアクセスは、生活スタイルに合わせる
人気の移住先ランキングとかを見ると、これらのことがあまり考慮されていないランキングだと思います。
もちろん、明確な目的(好きな山にいつでも登山にいける、毎日サーフィンができる、など)があれば、よいのですが、そういう人は多くないと思います。
なので、「地方に移住しながら、ネットでビジネスをしたい」「生活コストを抑えながら、起業したい」という人は、金銭的や立地面を合理的に考えて、移住先を選んだほうが賢いでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。